なないろ通信

お腹の健康

2013/07/17

夏はついつい冷たいものを摂りすぎて、お腹をこわす、つまり下痢を起こしてしまう人も多いようです。東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎先生はご自分のお腹にサナダムシを住まわせているという面白い先生ですが、最近「できる男はウンコがデカい」(宝島新社)という素晴らしいタイトルの本を出版されました。

その中に、現在日本人の5~10人に一人が過敏性腸症候群に悩まされていると推定されるという一節があります。
過敏性腸症候群は、問題は腸にあるのではなく、ストレスに刺激された脳が異常な信号を発して、腸に無用な動きをさせてしまうという、先進国にしかみられない病気です。
最近では、治療薬も開発され男性の下痢症に効く腸の運動異常を整える薬も出されています。
ストレス社会に生きる私たちに大切なのは、よいウンコをつくる取り組みをすること。そのためには、発酵食品をしっかりとることと、食物繊維をたくさん食べることです。
メキシコは、貧困と治安の悪化に悩む国ですが、自殺率は世界最低だそうです。
なんと、メキシコ人は日本人の3倍もの食物繊維を毎日摂っているそうです。食物繊維は腸内細菌の大好物です。
藤田先生は人の幸福度は腸内細菌の量に比例する、とまで言い切っておられます。傾聴すべき意見だと思います。

クリニックのアサガオが咲きました。

院長 阪中 明人

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