なないろ通信

『日本一短い「母」への手紙』を読んで

この本は福井県丸岡町が平成5年に募集した3万2千余通の応募の中の優秀作を一冊の本にしています。(出版:大巧社、丸岡町編)出版時に大変話題になったのですが、久しぶりに読んで、感動でした。3作だけご紹介します。

『お母さん、もういいよ。
病院から、お父さん連れて帰ろう。
二人とも死んだら、いや。』

『修学旅行を見送る私に
「ごめんな」とうつむいた母さん、
あの時、僕平気だったんだよ。』

『お母さん、八十二歳になりました。
よい爺さんで、世に尽くしております。』

読むと涙が滲んできます。それぞれの人にそれぞれの母親。何十億の中のたった一人です。「俺の母親なんて・・・」という人もいらっしゃるでしょうが、きっと何かの縁があるのでしょう。その母親が居なければ、その人はこの世に生を受けなかったわけですから。

選者の時実新子さんが「親と言うものは、特に母は、そばにいるとうるさく、離れると恋しく、死なれて初めて自分にとっての絶対者になるのだということを思い知ることができました。」と選評を書かれています。素晴らしい本です。

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