なないろ通信

うつのリワークについて

先日、東京の池袋でうつのリワーク(復職)を積極的に進めておられる、深間内文彦(ふかまうちふみひこ)先生(榎本クリニック院長)のお話を聞く機会がありました。
「リワークプログラム」とは症状が安定期に入った患者さんを対象に、復職のための様々な支援、手伝いをする仕組みの事です。
深間内先生のクリニックは驚いたことに10階建てのビルで、9階10階がうつのリワークサポートセンターになっています。一日に350人の方がリワークプログラムを利用されるそうです。東京はさすがに桁が違うと驚くばかりです。

深間内先生はご著書の中で
「私たちはリワークプログラムの現場で、多くの患者さんと接してきました。さまざまな治療プログラムを通して自ら立ち直り、現場に戻られた方もたくさんいます。しかし、グループワークそのものに馴染めなかったり、気分が安定せず何かに依存してしまったり、途中でドロップアウトしたりなど、まさに自滅してしまう例も少なからずあります。リワークプログラムを通して見えてくるものは、うつ病という病が、その人の存在そのものへの問いかけでもあるという重要性です。」と述べられております。

(「うつ」の捨て方 深間内文彦著 弘文堂)

松山でリワークプログラムが受けられるところはまだ数か所しかないと思いますが、私自身ももっと勉強して理解を深めていきたい、と強く感じました。

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