なないろ通信

将棋の「感想戦」に学ぶ

将棋の藤井聡太七段が最年少で棋聖になり話題になっているが、朝日新聞の7月18日の社説に「『感想戦』に学びたい」というものであった。
「感想戦」とは将棋の投了後に両者が一緒に対局を振り返って勝因、敗因などを振り返る将棋独特の文化である。藤井七段も負けた時は何度もため息をつき、うなだれるそうである。
ここはまだ高校生らしいところ。
今回の棋聖戦で悔しい負けを喫したばかりの渡辺棋聖が、丁寧な言葉づかいで19歳年下の藤井新棋聖に意見を請うシーンには胸を打つものがあったそうである。
「負けたり失敗した時、人はしばしば、ただ落ち込む。あるいは、ごまかす、言い訳をかんがえる、忘れようとする。逆にうまく行った時には、都合のいいことだけを記憶に残して、途中の過ちにはふたをする。」「熟慮や対話を通じて自らを相対化する営みが敬遠されがちな現代。将棋界が長い年月をかけて育んできた感想戦の文化から学ぶべきことは多い」
感想戦がここまで奥の深いものだとは知らなかった。今の私にも学ぶべきことがたくさんあると感じた。

院長

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