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「うつ病九段」先崎 学著(文藝春秋社)が面白い

2018.09.07

本の表紙に青い顔の著者と思われる人物がユーモラスに描かれて、そこにある文章は「ふざけんな、ふざけんな、みんないい思いしやがって」「プロ棋士が将棋を失くした一年間」「空前の藤井フィーバーに沸く将棋界、突然の休場を余儀なくされた羽生世代の棋士。うつ病回復末期の“患者”がリハビリを兼ねて綴った世にも珍しい手記。」
これだけで内容が良くわかる。読みたくなる。

で、読むと細かくご自分の考えたこと、思ったことが書かれている。ただ、かなり細かく書いてあるので「一気に読み終わりました」というわけにはゆかないが、「ははー、うつ病の人はこんなに感じるのか」と興味深く感じることが多かったです。

実のお兄さんがたまたま精神科の医師でそのお兄さんの対応も勉強になりました。

院長:阪中明人