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児童虐待に取り組む検事さん

2016.02.07

2月6日(土)の朝日新聞に‘フロントランナー’として高松高等検察庁の検事長酒井邦彦さん(61歳)が紹介されていた。私は知らなかったのだが、平成26年度に児童虐待は約9万件が発覚し、24年連続で過去最多を更新しているそうだ。驚くべき数字である。

検事長といえば、全国8か所しかない高検のトップである。その方が2年前高松に赴任されて自転車に乗って一人でふらりと「見学させてください」と児童相談所を訪れたそうである。まるで映画HERO(木村拓哉主演)のようだ。

それまで検察にとって児童相談所は事件の事情聴取の対象でしかなかったそうである。酒井検事長になって「もっと子供の福祉を考えるべき。たとえ軽いあざでも、根深い虐待の場合もある」と様々なチャレンジがなされているという。

私は児童虐待についてあまりにも知らなかった。今後勉強していきたい。

院長:阪中明人