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「脱人間論」執行草舟著を読んだ
2023.02.07以前、執行草舟（しぎょうそうしゅう）という人を紹介したが、少し前に「脱人間論」（講談社）を読んだ。この人の本はどれも面白いのだが、その中でもこの本はおすすめである。
著者が本の帯に書いていることを紹介する。「我々は今、『人間の腐食』という時代を生きている。肉体が人間を滅ぼしていくのを、我々は見るだろう。人間とは、魂なのだ。人間は、ただの生き物ではない。肉体が朽ちるとき、人間の復活が始まるに違いない。」
第一章が「人間の出発」最終章が「人間の終焉」である。AIの話も出てくる。大変示唆に富む素晴らしい本だと思う。私の人生に生かしたい。
院長